Fujitsuユーザーコミュニティ北陸支部 イベント開催レポート
分科会 TechLab 4期生 ~既成概念にとらわれないアイデア発想で社内DX推進者になる~
開催概要
TechaLab は若手・中堅社員向けDX人材育成を目的として、社内の課題解決をテーマに、異業種交流を通じて多様な視点を取り入れ、デジタルツールを活用してサービスを開発するプログラムです。約半年間にわたり、実践型の学びと挑戦を重ねてきました。北陸・関東・信越の各エリアから集まった計8グループが参加し、業務や社会のリアルな課題と向き合い、テクノロジーを活用した新たな価値創出に取り組みました。
開催期間:2025年9月24日~2026年3月31日(計6回開催)
参加人数(3支部):35名(8グループ)
Day1~Day3<チームビルド&インプット>
<Day1>
オリエンテーションと講義・グループ討議からスタートしました。
参加者同士が日頃感じている課題や10年後の社会像を語り合う中で、「移動や手続きの負担を減らしたい」「選択肢が多すぎて、逆に決められない場面が多い」といったリアルな声が次々と共有され、取り組むテーマの方向性が見えてきました。
<Day2・Day3>
近年注目されるCAMBRIC(クラウド、AI、モビリティ、ビッグデータ、ロボティクス、IoT、サイバーセキュリティ)の視点を軸に、課題と技術を結び付けていきます。
グループ内では、ペルソナ設定やBefore/Afterの整理を重ねながら、アイデアを“伝わる形”へとブラッシュアップしていきます。
<Day4~中間報告会~>
キックオフから約2ヶ月間の研究成果を各エリアの計8グループが中間報告として発表。
◆関東1グループ:献立提案アプリ
冷蔵庫内の食材と利用者の嗜好を把握し、毎日の献立を“全部おまかせ”できる献立提案アプリ
◆関東2グループ:Lifence ~人生の説目をAIでサポート~
人生の節目に必要な行政手続きや地域サービスを対話形式で分かりやすく案内・提案する支援アプリ
◆関東3グループ:InSpectra 自動車維持コストを削減するDX -AI検査ゲートによる整備工数の最適化-
AI検査ゲートで自動車点検を自動化し、整備工数を大幅に削減し業界の人手不足に対応するソリューション
◆関東4グループ:CL社冷蔵庫管理ソリューション「FLIP(Food Life Integration Platform)」
食材管理と高齢者見守りを一体化し、食品ロス削減と安心な暮らしを実現するスマート冷蔵庫サービス
◆北陸5グループ:『ONE STOP MARCHE』
「一度に、悩まず、すぐ届く」。買い物にまつわる迷いや手間を減らし、誰もが安心して選べるワンストップサービス
◆北陸6グループ:『スピードスピーチ』
AIを活用したリアルタイム音声翻訳で、言語の壁を越えるコミュニケーションを実現
◆信越7グループ:避難所予約サービス 「anima」
災害時にペットと安全に避難できるよう、避難所の検索・予約・受付管理を支援する社会のための仕組みサービス
◆信越8グループ:SkillConnect “知りたい”を最短で解決するナレッジ共有プラットフォーム
社内に散在する知識・スキルを“会話”から可視化し必要な情報や詳しい人に最短でつながれるナレッジ共有サービス
発表後は講師や各支部幹事、他チームのメンバーよりアドバイスが寄せられ、Day5に向けて更にブラッシュアップを進めていきます。
<Day5~成果発表会~>
大雪により、北陸支部参加者の皆様の安全を優先に、急遽リアル開催からオンライン開催に切り替えて実施。
“人の発想”と“テクノロジー”の融合がTechLabならではのアイデアとして発表されました。自動化や効率化だけでなく、「本当に使う人にとって価値があるのか?」という点まで考え抜いた各グループの発表は、どれも素晴らしく、審査員である各支部幹事も審査に悩んでいました。
<Day6~支部総会にて発表~>
グループで取り組んできた半年間の活動の集大成として、金沢市内のホテルで行われた「支部総会」にて発表しました。
発表を聞いた方からは、「課題への取り組みが素晴らしかった」「発想がユニークだった」「どの発表にもそれぞれの個性が出ていた」などの感想が寄せられています。
TechLabは、知識を得る場ではなく、仲間と議論を重ね、試行錯誤しながら、サービスをゼロから創り上げていく実践型プログラムです。異なる立場・業務のメンバーと出会い、視野を広げることで、「自分は何に挑戦したいか」を見つけるきっかけとなる場です。参加者上司の皆様からは、「部下の成長を感じた」「視点が広がっている」といった前向きなコメントを多数いただいています。TechLabは2026年度も開催予定です。ぜひ、ご参加下さい!!
取材後記
「分科会 TechLab」は、異業種の参加者が、初めて顔を合わせ、解決すべきテーマを選定し、約半年間の討議を重ね成果を出すというものです。半年間本当にお疲れさまでした。この異業種を知り、人間関係を構築し、同一の課題に取り組むという経験は、とても貴重であり、その人のキャリアの糧となります。
当社からも社員が参加しましたが、この「分科会 TechLab」に参加したことで、仕事に対する姿勢や考え方に変化をもたらし、一回り大きくなったと感じています。
北陸支部 広報委員
株式会社くみあい電算センター
代表取締役社長 窪田 勝則
