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開催レポート 第1回「セキュリティ部会」開催

第1回「セキュリティ部会」開催~サプライチェーン全体でレジリエンスを高める実践的な情報共有と議論~

第1回セキュリティ部会では、サーバー攻撃が高度化する中、「攻撃者視点によるセキュリティ対策」と「企業間での実践的な情報共有」をテーマに開催しました。本部会では、企業会員様40名にご参加いただき、サイバーセキュリティの最前線、AIがもたらす新たな脅威、そしてこれからのセキュリティ対策のあり方について、富士通の専門家による講演と参加者間の活発なディスカッションを通じて深く掘り下げました。本レポートでは、当日の議論のハイライトと、参加者が得た知見、そして Fujitsuユーザーコミュニティが目指すセキュリティ活動の未来をお伝えします。 

開催概要

■ 開催概要

日時: 2026年月6日29日(月) 15:00~18:00

会場: 大手町プレイス ホール&カンファレンス

          ( 東京都千代田区大手町2丁目3-1)

■ テーマ
情報提供①:「激化するサイバー攻撃とフロンティアAI時代に求められるセキュリティ対策」 

(富士通Uvance Wayfinders Principal Security Consultant 中津留 勇 氏) 

情報提供②:「攻撃者視点のセキュリティ対策の本質 〜なぜハッカーの攻撃を防げないのか?〜」 

(富士通株式会社 Uvance Wayfinders Lead of Security Consulting 佐藤 丈師 氏) 

テーブルディスカッション

総評: キユーピーデジタルイノベーション株式会社 代表取締役社長 松田 康 様

講演1:「激化するサイバー攻撃とフロンティアAI時代に求められるセキュリティ対策」 

(富士通Uvance Wayfinders Principal Security Consultant 中津留 勇 氏) 

中津留氏は、フロンティアAIの登場がサイバー攻撃を高度化させ、脅威が増大している現状を指摘。ランサムウェア攻撃の二重脅迫化、認証情報突破による侵入経路の常態化、サプライチェーン攻撃の増加、北朝鮮サイバー攻撃グループの巧妙な手口など、既存対策だけでは守りきれない現実を浮き彫りにしました。講演では、具体的な事例を交えながら、最新の脅威動向と、それらが企業に及ぼす影響について深く掘り下げられました。
(参照:https://global.fujitsu/ja-jp/wayfinders/what-we-do/cyber-security) 

【参加者の声】 

「直近のセキュリティ動向について理解できた」 

「ランサムウェアグループの話が印象的だった」 

「AIをどのようにセキュリティに活用するかを今後大きな課題と考えている」 

講演2:「攻撃者視点のセキュリティ対策の本質 〜なぜハッカーの攻撃を防げないのか?〜」 

(富士通株式会社 Uvance Wayfinders Lead of Security Consulting 佐藤 丈師 氏) 

佐藤氏からは「侵入されることは100%」という衝撃的な事実を提示し、防御側の限界などがお話されました。富士通のRed Teamテストにおける企業侵入率100%というデータは、多くの参加者に深い危機感をもたらしました。「いかに防ぐか」だけでなく、「いかに早く検知し、復旧するか」というレジリエンスの考え方が不可欠であると説かれ、攻撃者視点に立った実践的対策の重要性を訴えました。本講演を通じて、参加者の皆様にセキュリティ対策の新たなパラダイムシフトを提示しました。 (参照:https://global.fujitsu/ja-jp/wayfinders/what-we-do/cyber-security)

【参加者の声】 

「RedTeamの重要性を理解した」
「レッドチームの最新情報を知ることができた」 
「侵入されるのが前提での対策が必要であることがわかりました」 
「侵入を防ぐ事ばかり考えていたが、侵入されるのはほぼ確実だという意識を持てた」 

今回のTopics:明日からのセキュリティ対策に活かす 

最新動向への深い理解と危機意識の向上 
専門家による解説や具体的な事例を通じて、AIがサイバー攻撃にもたらす変化や、ランサムウェアの巧妙化など、最新の脅威動向を詳細に把握。自社のセキュリティリスクに対する危機意識を高め、対策の優先順位付けに役立つ情報を提供しました。 

「侵入前提」の新たな視点とレジリエンス思考の獲得 
「侵入は100%」という現実を突きつけられ、いかに早く検知し、復旧するかのレジリエンス強化が不可欠であるという新たな視点を得られました。これは、これまでの防御一辺倒の対策から一歩進んだ、セキュリティ戦略を構築する上で極めて重要なポイントとなりました。 

共通課題の認識と解決へのヒント、そしてネットワークの構築 
テーブルディスカッションを通じて、多くの企業が共通して直面するセキュリティ課題を認識し、情報交換のネットワークが構築されました。他社の取り組みや課題解決へのアプローチを知ることで、自社の課題に対する具体的なヒントや、新たな連携の可能性を見出すことができました。 

今後のビジネス展開への強力な布石

セキュリティ部会は、サイバーセキュリティ対策において「侵入を完全に防ぐことは困難である」という前提に立ち、いかに早く脅威を検知し、対応・復旧するかのレジリエンス強化が急務であるという共通認識を確認しました。また、AIの進化が攻撃者・防御者双方にもたらす影響についても深く議論され、フロンティアAI時代のセキュリティ対策のあり方を再考する上で実務に活かす内容となりました。 

参加者が持ち帰ったポイント
攻撃者視点で自社対策を見直す重要性
サプライチェーン全体でリスクを捉える必要性
他社との情報共有がインシデント対応力向上に繋がること
セキュリティはIT部門だけでなく、経営課題であること

Fujitsuユーザーコミュニティでは、会員の皆様の本業に貢献する情報提供ができるよう、より実践的で皆様の課題解決に繋がる企画運営に努めてまいります。 

【次回開催のご案内】

次回のセキュリティ部会は、2026年9月25日(金)に大阪での開催を予定しており、遠方の方にもご参加いただけるよう、オンライン配信も行う予定です。 今回ご参加いただけなかった方も、ぜひこの機会にご参加ください。開催詳細については追ってご案内いたしますので、ぜひご期待ください。 

【参加企業様のセキュリティ取り組み事例を募集しています!】 

Fujitsuユーザーコミュニティセキュリティ部会では、会員企業の皆様のセキュリティに関する取り組み事例を募集しております。成功事例だけでなく、課題や苦労された点なども含め、他の会員の皆様にとって有益な情報となることを期待しております。ご提供いただいた情報は、機密厳守を徹底し、適切に共有させていただきます。ご興味のある企業様は、ぜひ事務局までお問い合わせください。 

お客様の重要課題の解決、そして新たなビジネス機会の創出を目指し、この貴重な場へのご参加、そしてお客様へのご紹介を心よりお待ちしております。